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※学生団体の上演、稽古利用は無料です。
※使用する際は必ずご連絡をお願いします。
「めぐるキャット」
8名/上演時間約25分

家庭の事情で地元に帰ることになった女は、やんごとなき事情で飼い猫を地元に連れて帰ることができず、友達に飼ってくれないかと相談を持ちかける。そこから猫をめぐる人間たちのめぐりめぐる人間模様が回り始める。 

「つらなるワンナイト」
男性1名、女性1名/上演時間約20分

ある夏の夜、渋谷のクラブで出会った男女は意気投合して男の部屋で共に朝を迎えた。そんなワンナイトから半年、女は男の部屋で生活していたが、あ冬のある夜、女は突然荷物をまとめ「うちに帰る」と宣言する。

「ひみつのキヨスク」
男性2名、女性1名/上演時間約20分

とある駅のホームにひっそりとあるキヨスク。小さなボックス型のお店には素敵な女性が収まっている。その女性のことを好きになってしまった二人の男の秘密の生活。

「のがしたフィッシュ」
女性2名/上演時間約25分

アパートの一室に男の変死体。死体を挟んで女が二人。女たちは互いに死んでいる男の恋人だと主張する。どちらが彼女か、どちらが殺したのか、疑心暗鬼な女たちの醜い罵り合いと慰め合いが始まる。

「ふやけたヌードル」
男性1名、女性1名/上演時間約25分

介護が必要だった母親が亡くなり、葬儀が無事終わった夜。無口な兄と妹はお互いのこれからの人生について語り合う。田舎町から見知らぬ異国の地に思いを馳せるワールドワイドでミニマムな物語。

「マンホールのUFOにのって」
上演時間約100分

僕の彼女のはるかちゃんはおそらく高確率で宇宙人だ。
発言に不可解な点があるし、会う度に印象も違う。
足音がしない気がするのは地上から数ミリ浮いているからかもしれない。
はるかちゃんは連絡先も住んでいる最寄り駅さえも教えてくれない。
きっとおうちはUFOで、ご近所さんにバレないように「透明マント」のようなシートで覆われているんだろう。もしくはゴミ屋敷か。
〜〜〜
15年後。
すっかり大人になったはるかさんの毎日は退屈だ。
かつて好きだった男の子を時々思い出しては夜空に向かって深めのため息をつく。
やることもないので夜ごとバッティングセンターで黙々と打撃練習に取り組んでいる。
大人になったはるかさんは数ミリも浮いてなんかなくて、軸足をしっかりと地につけて滑らかな体重移動で腰を回転させつつ力強くバットを振っている。
いつか剥がしたカサブタと共に、お気に入りの猫のアップリケを付けて、
今日も生きてる、歩いてる。

「すべての朝帰りがいつか報われますように」
男性1名、女性4名/上演時間約90分

彼氏の借金肩代わりにヤクザに売り飛ばされる女。数年ぶりに突然やってきたかつての親友。恋人から逃げてきた幼馴染。それぞれの夜はいくつかの朝を迎えて、同じ夜に繋がっていく。すべての朝帰りがいつか報われますように。

珍しめの猿に噛まれざるをえない男」
女性1名、男性1名/上演時間約10分

別れた彼女のアパートに居座り続ける堕落した男。
ある日、男が仕事にも行かず部屋でくつろいでいると見知らぬ若い女が土足のまま上がりこんでくる。
若い女は未来からやってきた男のひ孫であると主張する。
荒唐無稽な主張に困惑する男は、未来で起きようとしている悲しい知らせを聞かされる。

「おへその不在」
上演時間約90~100分

でべそがコンプレックスだった へそ曲がり女はある朝おへそをなくした。
コンプレックスを失って、コンプレックスは増幅し、コンプレックスを取り戻す旅に出る。
周りの人々を巻き込みながら蛇行を繰り返しクライマックスへと突き進んでいく、玉突き事故演劇。

「特殊になれなかった者たちへ」
男性2名、女性1名 上演時間約25分

今日もまた玄関先で足がすくむ。
人知れず亡くなって腐敗した見知らぬ誰かの痕跡を完全に消し去るように、特殊清掃員たちは今日も働く。何者にもなれなかった者たちが何者にもなれなかった者の生きた証を消していく。

「世界も三角、土俵も三角」
女性2名、男性1名/上演時間45分

児童養護施設で育ったあの子は、大人になって爆弾魔になっていた。
世界を敵にまわそうとするあの子と、お相撲さんになれずにまわしを外したあいつと、ベルトコンベアを見つめるだけの私との奇妙で怠惰な共同生活が始まる。

「ばいびー、23区の恋人」
女性2名、男性1名/上演時間60~70分

致命的な貞操観念のゆるさが仇となり、ピンチに陥った女が友人の助けを借りて東京都23区の各区に一人ずついる23人の恋人と別れを告げる旅に出る、失恋ロードムービー。
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